ストリーミング
CDNについて
CDNとは「Content Delivery Network(コンテンツ配信ネットワーク)」の略です。
CDNはコンテンツを膨大な数のユーザーに同時に配信できる、高性能で高可用性のサーバーネットワークです。
CDNの使用ケース
従来のホスティングには、専用サーバーでも限界があります。
INTER-STREAMにアクセスするユーザーの数が少ない場合は、おそらくCDNは必要ありません。しかし、連日数多くのアクセスがある場合、(それ自体は大変良い事ですが)大人数のユーザーを同時に接続させるにあたり、全てのリクエストを満たすことが難しくなります。リクエストされた全ての動画ファイルについて充分な速度で処理することが出来なくなると再生が中断され、ユーザーエクスペリエンスに影響を及ぼすため、サーバーに大きな問題が生じます。
CDNのメリット
ファイルの処理中に最大容量に達するとその1台しかないコンピュータがダウンする恐れがある従来のホスティングとは対照的に、CDNはグローバルネットワークの異なるポイントに接続された複数のサーバー(場合によっては数百または数千)から構成されます。
CDN内の各サーバーにはファイルのコピーが含まれており、ファイルがリクエストされた瞬間には最も重要で利用可能なネットワーク上のサーバーからユーザーに提供されます。これにより、例えばCDNの容量に応じて、実質的に無制限の数のユーザーが動画ファイルを同時に再生する事が可能となります。ライブ放送(webcast)の場合、ビデオストリームはVODファイルと同じ基準を使用して配信されます。
INTER-STREAMとCDN
INTER-STREAMでは動画再生用のCDNの有無にかかわらず動作するように設計されています。
StreamClip機能拡張により、動画コンテンツの再生にほぼすべてのCDNを使用する事が可能です。更に、FTPを介したファイルのアップロードをサポートするCDN、またはAmazon S3/CloudFrontとの完全な統合が可能です。
ストリーミングビデオ帯域幅計算ツール
ビデオストリーミングに必要な帯域幅を計算します。
注:アップロード公開も帯域幅(トラフィック)の計算に使用される為、"1"を追加するものとします。
100人のユーザーのトラフィックを見積もりたい場合は、101人のユーザーを入力する必要があります。