導入
EMSの起動
Linuxディストリビューション(Linux apt/yumインストーラー)
・サービスとしてEMSを実行
コンソールへのログ非表示の場合
EMS実行コンソールにログを表示する場合
・EMSの再起動
Linux,MacOSX,BSDディストリビューション(.tar.gzディストリビューション)
EMSを起動する際に使う2つの「実行(run)」スクリプトがあります。
EMSの ./bin
フォルダを見つけてコマンドを実行します。
・コンソールログを使用してEMSを実行
メインサーバー設定として ./config/config.lua
が使用されます。
・バックグラウンドプロセスとしてEMSを実行
スクリプトは実行プロセスをevostreamユーザーに割り当てようとします。
・どちらのコマンドも直接実行可能です。
・
run_daemon_ems.sh
の場合、evostreamユーザーが存在しないとエラーが表示されますが、EMSはおそらく起動しています。サーバーが起動しているかどうか確認するには、ターミナルで
ps –e | grep evo
を実行してください。以下のような結果が表示されます(OSによって結果表示は若干異なります)。
10727 pts/4 00:00:22 evostreamms
10728 pts/4 00:00:05 evo-node (for webserver)
10729 pts/4 00:00:00 evo-node (for webui)
10730 pts/4 00:00:00 evo-node (for webservices)
-u
の後の値を変更することで変更が可能です。また、EMSを実行するユーザーは、ネットワークポートを開いてbindする為に適切なパーミッションが必要となります。
Windowsディストリビューション
EMSはウインドウズのWindows Servicesを使って起動することができます。
サービス
準備
サービスを利用するにはWindowsのレジストリにEMSを追加する必要があります。
1. コマンドプロンプトを開く
2. servicesフォルダを選択( C:\EvoStream\services\ems
)
3. コマンド送信( create.bat
)
注:実行するバッチファイルをダブルクリックすることもできます。
4. 確認が求められたら[Yes]ボタンをクリックします。
5. EMSキーが登録されました。[OK]ボタンをクリックします。
Control Panel>Administrative Tools>Services
から登録を確認できます。
サービスの開始
まだサービスが開始されていない場合は、以下の方法で開始します。
1. コマンドプロンプトを開く
2. servicesフォルダを選択( C:\EvoStream\services\ems
)
3. コマンド送信( start.bat
)
サービスの停止
stop.bat
をコールします。
レジストリ登録の削除
remove.bat
コマンドを使用してレジストリ内のEMSを削除します。
ショートカットアイコンからの起動
インストール時にショートカットを作成しておくことで、ショートカット経由でEMSを起動する事も出来ます。
ショートカットは run_console_ems.bat
を呼び出し、EMSを実行するコンソールが開きます。EMSがインストールされているディレクトリで直接ダブルクリックしてサーバーを起動することもできます。
このスクリプトはメインサーバー設定として config/config.lua
を使用し、メディアサーバーをコマンドプロンプトから実行します。
起動の確認
WindowsやLinux/BSD/OSXにおいてEMSをコンソールアプリケーションとして起動した場合、サーバーが稼働していることを示す次の画面が表示されます。
EMSが正常に起動するとコンソールに"GO! GO! GO!"と表示されます。
実行中のアプリケーションについてはタスクマネージャーから確認できます。
evo-node.exe (for webserver)
evo-node.exe (for webui)
evo-node.exe (for webservices)
EMSコマンドライン定義
いくつかのコマンドラインオプションを実行できます。
フォーマット:evostreamms [OPTIONS][config_file_path]
コマンド | 機能 |
---|---|
–help | ヘルプの表示 |
–version | バージョン情報の表示 |
–use-implicit-console-appender | 実行時にエキストラログを追記します。サーバーがコンソールアプリケーションとして起動された場合にのみ有効です。 サーバーが起動してすぐに停止してしまう場合、原因の切り分けとして有効です。 |
–daemon | 設定ファイル内のデーモン設定を無視し、サーバーを強制的にデーモンモードで起動します。 |
–uid= | 指定したユーザーIDでプロセスを実行 |
–gid= | 指定したグループIDでプロセスを実行 |
–pid= | PIDファイルを生成します。-daemonオプションが指定されている必要があります。 |
・EMSを起動すると以下も同時に起動します。
- EMS Web Server
- EMS Web UI
- EMS Webservices
config.lua
で起動プロセスを設定することができます。