各種操作
HLSストリーム生成
既存のH.264/AAC及びH.265/AACストリームからHTTP Live Stream(HLS)を生成します。
HLSはiPhoneやiPad等iOS端末向けのライブフィードのストリーミングに使用されます。詳しくはcreateHLSStream APIをご確認ください。
設定
シングルストリーム
一般的なフォーマット
・Windows
・Linuxパッケージ
・Linuxアーカイブ
生成されたファイルは自動的に targetFolder
で指定されたパスに保存されます。
evo-webroot: --> targetfolder
myHLSGroup --> groupname
- myStream --> localstreamname
-- segmentfile_1.ts --> segment_file
-- segmentfile_2.ts --> segment_file
-- segmentfile_X.ts --> segment_file
-- playlist.m3u8 --> childplaylist_file
- playlist.m3u8 --> masterplaylist_file
複数のストリーム
ひとつの createHLSStream
コマンドを使用して複数の localStreamNames
を生成します。
一般的なフォーマット
・Windows
・Linuxパッケージ
・Linuxアーカイブ
生成されたファイルは自動的に targetFolder
で指定されたパスに保存されます。
evo-webroot: --> targetfolder
myHLSGroup --> groupname
- myStream1 --> localstreamname_1
-- segmentfile_1.ts --> segment_file
-- segmentfile_2.ts --> segment_file
-- segmentfile_X.ts --> segment_file
-- playlist.m3u8 --> childplaylist_file_1
- myStream2 --> localstreamname_2
-- segmentfile_1.ts --> segment_file
-- segmentfile_2.ts --> segment_file
-- segmentfile_X.ts --> segment_file
-- playlist.m3u8 --> childplaylist_file_2
- playlist.m3u8 --> masterplaylist_file
JSON CLI レスポンス
サンプルAPIコール
JSON CLI レスポンス
Command entered successfully!
HLS stream created
groupName: hls
localStreamNames:
-- testpullStream
playlistName: playlist.m3u8
playlistType: rolling
targetFolder: /var/evo-webroot
HLSプレイリストファイルの再生
Safariやその他のプレーヤーでストリーム再生するための設定です。
一般的なフォーマット
サンプルURL
シングルストリーム
複数のストリーム
HLSプレイリストがロードされると、プレーヤーは自動的にストリームの再生を開始します。
DVRの再生
EMSはDVR機能をサポートしているため、ライブストリームの一時停止や再生の再開等が可能です。これはHLSプロトコルサポートに組み込まれた機能です。"appending"プレイリストタイプ、或いは playlistLength
に大きな値を指定した"rolling"プレイリストを使用します。
サーバーサイドプレイリストで"local pulls"を利用する事によって、タイムシフトコンテンツやスケジュールコンテンツの生成もできます。
HLSの再開
サーバーもしくはストリームが再起動された場合、HLSは既存のプレイリストにセグメントを追加することで再開します。これは createHLSStream
APIコマンドで hlsResume
パラメータを指定する事により有効となります。
このパラメータのデフォルト値は0(false)です。
hlsResume
パラメータを指定した createHLSStream
APIコマンドの使用例)
音声のみのHLS
EMSは音声(オーディオ)のみのHLS配信をサポートしています。 createHLSStream
APIコマンドで audioOnly
パラメータを指定する事により映像(ビデオ)なしのストリームを生成します。
このパラメータのデフォルト値は0(false)です。
audioOnly
パラメータを指定した createHLSStream
APIコマンドの使用例)
暗号化
VeriMatrix DRM
EMSはHLSストリーム用のVerimatrix DRMをサポートしています。VeriMatrixサポートを有効にするには、config.luaファイル内の"drm"を有効にして修正する必要があります。
詳しくはこちら
設定ファイルでVerimatrixサポートが有効になると、条件付きでHLSストリームにVerimatrixプロテクションを追加する事ができます。
createHLSStream
APIコマンドで drmType
パラメータを指定してください。
AES暗号化
EMSはHLSストリームのAES暗号化をサポートしています。AES暗号化を使用するには、 createHLSStream
APIコマンドで drmType
と aesKeyCount
の2つのパラメータ値を指定する必要があります。
・drmType:文字列(String)の値で暗号化のタイプを指定します("ems"は EvoStream AES暗号化方式を意味します)。
・aesKeyCount:整数値(デフォルト値は"5")で、HLSストリームの暗号化中に生成されるローテーションAESキーの数を指定します。
HLSの自動化
EMSは新規インバウンドストリーム毎に自動的にHLSストリームを生成するよう設定する事が出来ます。
自動HLSを有効にするには、config.luaファイル内のセクションを変更する必要があります。 createHLSStream
APIコマンドでのパラメータ設定は不要です。
{
targetFolder= "/var/evo-webroot",
},
詳しくはこちら