設置とメンテナンス
バックアップ
最新バージョンに含まれている機能もしくは手動でのバックアップが可能です。
バックアップ機能について
最新版のINTER-STREAMにはバックアップ機能が含まれています。データベースと全てのファイルのバックアップが可能です。
バックアップ機能を使用すると、自動バックアップだけでなく、いつでもバックアッププロジェクトを作成できます。
バックアップを有効にする
この機能はサイト全体のダウンロードを可能にします。
新しくインストールする場合:
インストール手順中に、この機能を有効/無効にするオプションが表示されます。
既にインストールされている場合:
次の変数を追加して、設定ファイル(config/Config.inc.php)から有効にする必要があります。
・自動バックアップオプションが有効になっている場合、スクリプト(http://(your_url)/cron.php)を『訪問』する為に少なくとも一日一回はサーバーに"cronジョブ"を作成する必要があります(まだ持っていない場合)。
cronはlynx、wget、またはcurlコマンドを使用して作成する必要がありますが、多くのサーバーコントロールパネルでは、コマンドなしでURLを入力するだけで済みます。
・この機能は「スーパーユーザー」(ID=1のアカウント)のみ使用可能です。
・バックアップ機能は、バックアッププロジェクトが終了するたびに「スーパーユーザー」に通知Eメールを送信します(メッセージは通知Eメールに送信されません)。
バックアップの設定とアクセス
バックアップが有効になったら「スーパーユーザー」アカウントでログインし、[一般設定>バックアップ]からバックアップオプション(自動バックアップ、一般設定/ストレージ)を設定します。
設定したらトップメニューから「バックアップ」にアクセスします。
一覧には既存のバックアッププロジェクトがあります。また新しいプロジェクトを作成することも可能です。
復元手順
データベース/ダンプの場所
バックアッププロジェクトにデータベースが含まれている場合、sqlファイルはZIPファイルの uploads/_backups/PROJECT_NAME/ フォルダに配置されます。
完全な復元手順
注:復元後は必ずZIPファイルを保管してください。
1. ファイルの復元
・アーカイブを解凍し、すべてのファイルとフォルダをサーバーにコピーします。
・temp/cacheフォルダが存在しない場合は作成し、書き込み権限を割り当てます。
・何らかの理由でDB接続の詳細が変更された場合は、それに応じて設定ファイル(config/Config.inc.php)を更新してください。
- 【推奨】DBフルダンプの場合(db_full_dump---structure_data_constraints.sql)
このファイルは、バックアッププロセス中に"mysqldump"が利用可能であった場合に存在します。
・ターゲットのデータベースが空であることを確認してください。
・phpMyAdminなどのデータベース管理ユーティリティを使用して、uploads/_backups/PROJECT_NAME/db_full_dump---structure_data_constraints.sqlをインポートします。 - DB部分ダンプの場合(db_structure.sql, db_data.sql and db_constraints.sql)
これら3つのファイルは常に生成され、フルダンプが使用できない場合に使用します。
・ターゲットのデータベースが空であることを確認してください。
・phpMyAdminなどのデータベース管理ユーティリティを使用して、次の3つのファイルを以下の順番通りにインポートします。
uploads/_backups/PROJECT_NAME/db_structure.sql
uploads/_backups/PROJECT_NAME/db_data.sql
uploads/_backups/PROJECT_NAME/db_constraints.sql
この時点でINTER-STREAMは正常に動作しているはずです。
3. 「スーパーユーザー」アカウントでログインし、診断ツールを実行してフォルダのアクセス権限を確認します。
また、現在の「保留中」のバックアッププロジェクト(復元したばかりのバックアップを作成したプロジェクト)を削除します。これにより、uploads/_backups/フォルダからバックアッププロジェクトフォルダも削除されます。
勧告
この機能はWindowsおよびLinux環境でテストされており、問題は見つかっていません(どちらの場合も正常に復元できました)が、アーカイブファイルを確認することをお勧めします。
アーカイブファイルを検証するにはアーカイブからランダムファイルを抽出し、画像やビデオなどに問題がないことを確認します。
更に、データベースのバックアップを抽出しサーバーの空のデータベースにインポートしてみます(エラーは発生しません)。
手動の手順
FTPならびにphpMyAdminやmysqldumpなどのデータベース管理ツールへのアクセスが必要です。
データベースのバックアップ
INTER-STREAMのデータベースの最新バックアップを保存することは非常に重要です。
phpMyAdminの[エクスポート]オプションを使用して、データベースをバックアップします。
ほとんどのWebホスティングプロバイダは、コントロールパネルからphpMyAdminへのアクセスを許可しています。
INTER-STREAMファイルのバックアップ
FTPを使用してINTER-STREAMの全ファイルとフォルダをPCにダウンロードします。
重要なファイルとフォルダ
データベース以外にも、以下のファイルとフォルダのコピーを保存することが大変重要です。
/config/Config.inc.php (don't confuse with Config.php)
/config/geo_block_ip_map.js
/config/geo_block_ip_whitelist.js
/config/license.lic
/config/[ランダム].pek(拡張子が.pekのファイル)
/temp/logs/*.*
/uploads/*.*
/apple-touch-icon.png
/apple-touch-icon-precomposed.png
/favicon.ico
/robots.txt
/sitelock.xml
その他のファイル
画像ファイル、CSSファイル、テンプレート、言語ファイルなどのファイルを変更した場合は、それらもバックアップおくことをお勧めします。
再インストールまたは更新する必要が発生した時にいつでも修正を再適用することが可能です。