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動画

ビデオサムネイル(スプライト)

ビデオサムネイル（ツールチッブ）

INTER-STREAMではビデオサムネイルをサポートしています。これはビデオ映像から作られたプレビュー画像です。
プレビューは、ユーザーが動画プレーヤーのプログレスバーをポイントしたときにツールチップ（ミニウィンドウ）に表示されます。
これにより「ビジュアルシーク」が可能になり、再生時間の長い動画で特定の場面を探すのにとても便利です。

要件/フォーマット

動画にビデオサムネイルを追加するには、2つのファイルが必要です。

1.スプライト：単一画像（JPG、PNG、またはGIF形式）
スプライトは、すべてのビデオプレビューサムネイルを含む単一の画像ファイルです。
ビデオサムネイル画像ファイルの例）

2.WebVTTファイル：（.vtt）
INTER-STREAMでは個々のビデオサムネイルを表示するために"WebVTT"ファイルを使用しています。
WebVTTファイルは、サムネイル画像ファイルへのリンク、および各個々のサムネイルの座標を含むプレーンテキスト形式です。
ただし、INTER-STREAMでは管理画面からアップロードされた画像を使用するため、WebVTTファイルからは座標を読み取るだけで、画像ファイルのリンクは無視されます。
WebVTT（.vtt）ファイルの例）

VTTファイルの構造は非常に単純で、キューのリストで構成されています。
・サムネイルが表す時間の範囲：動画の再生時間を考慮して設定されます。
・スプライト画像の名前/リンク、サムネイルの座標：INTER-STREAMでは座標のみが読み取られます。

注：時間範囲は"(hh:)mm:ss.msmsms"（時:分:秒:ミリ秒）の形式である必要があります。
また、座標は「空間メディアフラグメント」を使用して指定されます。画像の名前/リンクは無視されますが、含める必要があります。

ビデオサムネイルを動画に追加する

1.[動画]セクションに移動して、目的の動画を編集します

2.[プロパティ]タブの対応する項目に画像ファイルとVTTファイルを入力します。
・スプライト画像：スプライト画像
・スプライトVTT：WebVTTファイル

3.完了したら、[保存する]ボタンをクリックします。

Video Thumbnails Makerを使用したスプライト+VTTファイルの作成

Video Thumbnails Makerは動画ファイルから対応するスプライト（サムネイル画像）とVTTファイルを自動的に作成することを可能にするソフトです。
「Environment」と「Option」画面で設定をした後、動画処理をおこないます。

「Environment」画面の設定
"Classic"と"WebVTT"のチェックボックスをチェックして保存します。

「Option」画面の設定

1. "Watermark"のチェックを外します。
2. "Stamp"のチェックを外します。
3. "Tile outlines"のチェックを外します。
4. "Draw Details"のチェックを外します。
5. "Tile width"を160、"Tile height"を90に設定します。"Auto Height"と"Fit Screen"のチェックを外します。
6. "Thumbnails Layout"セクションにセクションに適切な値を設定します。
   注：これらの設定は動画の再生時間によって異なります。
   特定の時間間隔でサムネイル（タイル）を生成するように設定することも"X Tiles"と"Y Tiles"の値（5x4=20のサムネイル/タイルなど）を指定して設定することもできます。
7. 保存

動画の処理

1. [Add Files]ボタンをクリックするか、ファイルをリストにドラッグします。
2. 準備ができたら、[Start]をクリックします。
   処理が完了すると、動画ごとに画像とvttファイルが生成されます。
   生成されたファイルはINTER-STREAMにアップロードしてください。